すがれ(地蜂)とり

(弊社コラム『こんにちはスペースツーワンです』令和8年7月号の記事です)

用意する物 ①肉(蛙か鶏ささみ)②脱脂綿 ③マッチ ④セルロイド製の石鹸入れ等 ⑤50㎝程の木の枝
⑥スコップ ⑦袋 ⑧軍手・・・
 小学生の時、祖父に連れられての山遊び、多趣味な人でしたので、「今日は何するの?」くらいで後をくっついていったかな・・・自転車で山へ、枝先に肉をさし森を歩く。鼻が利く蜂が肉にとまる。息を止め、綿の端を唾で湿らせこよりにして、肉をかじりとる迄に胸のくびれにつける。その重みでゆっくり飛んでく蜂を追う。「綿を落とすなよ!」・・・

 雑木林の中を登ったり下ったり。運よく2匹目で木の根元の巣へ辿り
着いた。セルロイド(今は見かけませんね)を燃やして煙で蜂をおいやる。すごい煙・・・しばし待って根元を慎重に掘りおこすと、地中から5層ほどの大きな巣が出てきました。乳白色の蜂の子がびっしり。タバコをくゆらせながら、土のう袋を担いで、ゆっくり山を下りてい
く・・・信州での懐かしい衝撃的なある日のこと。

髙橋 一美

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