創造力をもって付加価値を見出し、
お客様の「気持ち」を一つ一つ実現する。
創造力が私たちの原動力となり、つながりを生みだす。
『建築業界はクレーム産業である。』
1980年代、マンションデベロッパーに勤務していたころに聞いていたフレーズ。
当時は大手ゼネコンの建設現場でも現場監督によって、工事管理の内容が違っていたり、元請けの意見が通らなかったりしていました。
ましてや、エンドユーザー志向はまだまだ薄っぺらなものだったと思います。
あれから約40年、デジタルの開発と発展、今やAIによって細かいところのチェックや作業性の向上と予測によるリスクヘッジまで可能になってきています。
しかしながら、デジタル化が進んでもやっぱりお客様のクレームは無くなりません。
この「クレーム」は、お客様との「思い、意見、考え」の食い違いから生じるものだと感じています。
人はそれぞれ、考え方も住まい方も違いますし、お客様がなぜリフォームしたいのか?
その気持ちをどう受け止めてカタチにするか?
私たちの経験と知恵を駆使して、お客様の暮らしに価値を生み出すためには、お客様一人一人の気持ちに向かい合って、創造力を働かせることが大切だと考えます。
スペースツーワンももうすぐ40年・・・これからも、「こんなお店があって良かった。」と言っていただける、そんなお店づくりを続けていきたいと思います。
2023年6月 鳥居靖三